測定例

導波管サンプルホルダ測定再現性(X/Rバンド、PP)

概要

材料測定において測定の再現性はきわめて重要です。測定系の再現性が高ければ、研究開発においては、より細かい特性の違いを把握して次の試作にフィードバックをかけることができます。 製造では再現性良くサンプルをモニタすることによってより高度な品質管理が可能になります。操作性の改善に伴い、測定再現性も大きく向上しています。 ここでは、ポリプロピレンを繰り返し測定した結果をご紹介します。毎回、システムのキャリブレーションをやり直して測定していますので、実際の測定現場に近い結果となっています。

システム構成

  • Xバンド導波管サンプルホルダフィクスチャ WSF-X(EMラボ社製)
  • Rバンド導波管サンプルホルダフィクスチャ WSF-R(EMラボ社製)
  • ネットワークアナライザ: P5007A(キーサイト・テクノロジー社製)
  • 材料測定スイート N1500A(キーサイト・テクノロジー社製)

試料

ポリプロピレン(Xバンド: 9.9 mm, Rバンド: 2.9 mm)

測定結果

補足

X/Rバンド、毎回キャリブレーションして5回測定