銅箔の導電率は基板の伝送損失において重要な要素です。
特にミリ波領域では、銅箔の表面粗さによって導電率が大きく異なるため、
実測評価が不可欠です。しかし、十分な性能を持った測定装置がなかったため、
銅箔単体での有効な評価は難しく、時間と労力をかけて基板上に伝送路を製作して
誘電損を含む損失を評価するしかありませんでした。
EMラボは、ファブリペロー共振器を導電率測定用に最適化することで、銅箔導電率の詳細評価を可能にしました。
この革新的なアプローチにより、低損失基板の開発効率が格段に向上します。
実測例はこちらをご覧ください。
型番 | 品名 | 接続用コネクタ |
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FP-BB-CND | 導電率用ファブリペロー共振器ブロードバンド(20-110 GHz) | 1mm(f) |
FP-D-CN | 導電率用ファブリペロー共振器D(110-170 GHz) | WR6.5 |
FP-MA-CND | 導電率測定ソフトウェア | ‐ |