同軸・導波管サンプルホルダ 0.5~40GHz 誘電率・透磁率・透過反射吸収 測定装置

EMラボの同軸サンプルホルダ(APC7)。誘電正接(tanδ/Df)が0.01以上の素材の測定に適している。透磁率、Sパラメータ(透過・反射・吸収)の測定も可能。
EMラボの導波管サンプルホルダ(WSF)。誘電正接(tanδ/Df)が0.01以上の素材の測定に適している。透磁率、Sパラメータ(透過・反射・吸収)の測定も可能。

広帯域・低価格ソリューション

比較的少ない投資で誘電率・透磁率測定の両方を広い周波数範囲で実現できます。比較的小さな試料でも測定できることもメリットです。 Keysight材料測定スイート N1500Aと組み合わせて効率的で信頼性の高い材料測定が行えます。EMラボ製フリースペースソフトウェア または Keysight製材料測定スイート N1500Aと組み合わせて効率的で信頼性の高い材料測定が行えます。

同軸サンプルホルダ

EMラボの同軸サンプルホルダ(APC7)。誘電正接(tanδ/Df)が0.01以上の素材の測定に適している。透磁率、Sパラメータ(透過・反射・吸収)の測定も可能。
  • 1台で0.5~18 GHzまでカバー
  • 粉体測定にも対応(オプション)

装置の取り扱いにより誤差や不具合を生じる可能性が高いため、 高周波におけるケーブルやコネクタの扱いに慣れた方向けの装置です。また、別途Keysight社製の校正キットを用いて校正を実行する必要があります。

導波管サンプルホルダ

EMラボの導波管サンプルホルダ(WSF)。誘電正接(tanδ/Df)が0.01以上の素材の測定に適している。透磁率、Sパラメータ(透過・反射・吸収)の測定も可能。
  • ホルダーやSHORT板の固定がレバー一本の操作で可能
  • 効率的で再現性の高い測定が可能

導波管サンプルホルダにはTRL校正用のSHORTとLINEが含まれます。 

測定技術

測定の原理概要については、以下の記事で解説していますので、是非ご覧ください。

測定例

製品ラインナップ

同軸サンプルホルダ
型番品名対応周波数 [GHz]ホルダ外導体内径
[mm]
ホルダ中心導体外径
[mm]
ホルダ長 [mm]
CSF-APC77 mm 同軸サンプルホルダーセット (0.5 - 18 GHz)0.5~187.003.0410, 40

接続用コネクタは 3.5mm(f) です。

導波管サンプルホルダ
型番品名対応周波数 [GHz]導波管規格ホルダ内寸
(横 x 縦 [mm])
ホルダ長 [mm]
WSF-XXバンド導波管サンプルホルダーフィクスチャ (8.2 - 12.4 GHz)8.2~12.4WR9022.86 x 10.1610
WSF-PPバンド導波管サンプルホルダーフィクスチャ (12.4 - 18 GHz)12.4~18WR6215.80 X 7.907.5
WSF-KKバンド導波管サンプルホルダーフィクスチャ (18 - 26.5 GHz)18~26.5WR4210.67 X 4.325
WSF-RRバンド導波管サンプルホルダーフィクスチャ (26.5 - 40 GHz)26.5~40WR287.11 X 3.563

接続用コネクタはすべて 2.92mm(f) です。

試料形状

同軸サンプルホルダ

同軸サンプルホルダのサンプルサイズ

製品のホルダサイズに収まるドーナツ状試料をご用意ください。
試料の外径が7.00mmを超えると治具に入らなくなります。
同様に、試料の内径が3.04mmを下回ると治具に入らなくなります。

導波管サンプルホルダ

製品のホルダサイズ(ホルダ内寸 x ホルダ長)に収まる直方体をご用意ください。

システム構成例

  • Keysight StreamlineシリーズUSBネットワーク・アナライザ P5007B (44 GHz)
  • Keysight材料測定スイート N1500A
  • 導波管サンプルホルダ・フィクスチャ WSF-R (26.5 – 40 GHz)
  • 接続用ケーブル 2.92 mm
  • Windows PC

関連ドキュメント

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