測定例

測定例 スプリットシリンダ共振器 温湿度特性(28 GHz, MPI)

測定結果

EMラボのスプリットシリンダで温湿度特性を評価した例。誘電率(ε'/Dk)が湿度によって変化することが確認できる。
EMラボのスプリットシリンダで温湿度特性を評価した例。誘電正接(tanδ/Df)が湿度によって大きく変化することが確認できる。

ここがポイント!

  • 誘電率は温度だけでなく湿度にも依存する
  • 温度や湿度によって変化する度合いは試料によって大きく異なる
  • 素材の使用が想定される環境での評価が重要!

樹脂の誘電率、特に誘電正接は温度だけでなく湿度によって大きく変化し、その変化の度合いは材料によってさまざまです。 湿度の高い環境下での使用も想定されるアプリケーションを中心に所定の温度・湿度環境下で誘電率を評価することの要求が高まっています。 本測定では、比較的湿度の影響を受けやすいMPIを評価しました。

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システム構成

  • スプリットシリンダ共振器 28 GHz CR-728-TH
  • スプリットシリンダ温特評価ソフトウェア CR-TH
  • ネットワークアナライザ: P5007A(キーサイト・テクノロジー社製)

測定した試料

  • LCP 50 µm
  • MPI 50 µm

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