測定例

測定例 スプリットシリンダ共振器 温度特性(40 GHz, LCP/MPI)

測定結果

EMラボのスプリットシリンダで温度特性を評価した例。誘電率(ε'/Dk)は温度が変化しても比較的変化が少ないことがわかる。
EMラボのスプリットシリンダで温度特性を評価した例。誘電正接(tanδ/Df)が温度によって大きく変化することが確認できる。

ここがポイント!

  • 誘電率は温度に依存する
  • 温度によって変化する度合いは試料によって大きく異なる
  • 素材の使用が想定される環境での評価が重要

樹脂の誘電率、特に誘電正接は温度によって大きく変化し、その変化の度合いは材料によってさまざまです。 したがって実際に使用する温度で誘電率を評価することは必須です。本測定例では、温度に対する変化の違いが分かりやすい例としてLCPとMPIを比較しました。

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システム構成

  • スプリットシリンダ共振器 40 GHz CR-740-TC
  • スプリットシリンダ温特評価ソフトウェア CR-TC
  • ネットワークアナライザ: P5007A(キーサイト・テクノロジー社製)

測定した試料

  • LCP 50 µm
  • MPI 50 µm

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