測定結果


- 試料なしの状態と比べて共振周波数の変動が大きいため、試料を入れた状態での共振周波数を横軸としています。
- 通常のソフトウェアでは測定出来ない内容が含まれます。
ここがポイント!
- 測定可能範囲は誘電率と厚みで決まる
- 厚みも誘電率も大きいと、測定が難しくなるが、特殊設計のソフトウェアを活用することで測定可能に!
- 通常ソフトからのアップデートも可能
500 um厚のアルミナがスプリットシリンダで測定できるようになりました。 通常のソフトウェアでは100 µm以下に加工する必要がありましたが、新開発のソフトウェア(特注品)を使用することで厚い試料にも対応できます。 セラミックスなど超低損失で比較的誘電率が高く、薄く加工することが難しい材料の評価に非常に有効です。PTFEなど低誘電の材料であれば1 mm厚でも測定可能です。
測定した装置はこちら
お問い合わせはこちら
受託測定のお問い合わせもこちらから。
システム構成
- スプリットシリンダ共振器 10/20/24/28/35/40 GHz CR-7xx
- スプリットシリンダ共振器用 高誘電率測定ソフトウェア
- ネットワークアナライザ: P5007A(キーサイト・テクノロジー社製)
測定した試料
- アルミナ99.9% 550 µm
- イットリア 520 µm
- フォルステライト 540 µm
- PTFE 1 mm