測定結果


ここがポイント!
- 自立しない試料も、適切な基材を選定することで測定可能!
- 基材と、基材+粘着剤の測定結果から、粘着剤単体の誘電率を算出
粘着フィルムや塗料のように自立しない試料でも、適切な基材を用いることで、最大330 GHzまでの測定が可能です。 本測定では、粘着フィルムを基材に貼り付けた状態で測定を行い、あわせて基材単体の測定結果と比較することで、粘着フィルムの誘電率を算出しています。 通常の自立可能なフィルムと比べると若干の誤差は生じますが、損失が比較的小さい材料であっても十分に有用なデータが得られます。
測定した装置はこちら
お問い合わせはこちら
受託測定のお問い合わせもこちらから。
システム構成
- ファブリペロー共振器 ブロードバンド/Dバンド/Jバンド FP-BB/D/J
- ファブリペロー共振器用 誘電率測定ソフトウェア FP-MA
- ネットワークアナライザ: N5290A(キーサイト・テクノロジー社製)
- Mini VNAX周波数拡張モジュール:N5262BW03(キーサイト・テクノロジー社製)
- Mini VNAX周波数拡張モジュール:N5262BW06(キーサイト・テクノロジー社製)
測定した試料
- 粘着フィルム 150μm
補足
試料は王子HD様ご提供