測定例

測定例 フリースペース測定再現性(Eバンド、PP/PC)

測定結果

  • 毎回キャリブレーションして5回測定
EMラボのフリースペースでポリプロピレンを測定した例。誘電率(ε'/Dk)の測定ばらつきが1%以下であることが確認できる。
EMラボのフリースペースでポリカーボネイトを測定した例。誘電率(ε'/Dk)の測定ばらつきが1%以下であることが確認できる。
EMラボのフリースペースでポリプロピレン、ポリカーボネイトを測定した例。誘電正接(tanδ/Df)の測定ばらつきが非常に小さいことが確認できる。

ここがポイント!

  • EMラボのフリースペースであれば1%を下回る再現性!
  • キャリブレーションからやり直して測定環境をリセットしているにも関わらず、測定値が安定する

 材料を測るうえで、「どれだけ同じ結果が出るか(再現性)」はとても大切なポイントです。 測定の再現性が高いと、研究開発では材料のわずかな違いも見逃さずに捉えることができ、次の試作にしっかりと活かすことができます。 また、製造の現場では、サンプルを安定してモニタリングできるため、より精度の高い品質管理が可能になります。
 一昔前は、「再現性があまり良くない」とされていたフリースペース測定装置ですが、EMラボはその性能を大きく改善しました。 ここでは、ポリプロピレンとポリカーボネートの板材を繰り返し測定した結果をご紹介しています。 なお、毎回キャリブレーションを行ってから測定しており、実際の測定現場に近い条件でのデータを掲載しています。

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システム構成

  • フリースペース 18-330 GHz FS-330(EMラボ社製)
  • ネットワークアナライザ: N5290A(キーサイト・テクノロジー社製)
  • 材料測定スイート N1500A(キーサイト・テクノロジー社製)

測定した試料

  • ポリプロピレン(PP、2 mm)
  • ポリカーボネート(PC、2 mm)

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