測定例

測定例 フリースペース 各種樹脂 (60 - 330 GHz)

測定結果

EMラボのフリースペースで樹脂板を測定した例。誘電率(ε'/Dk)の周波数特性が綺麗に確認できる。
EMラボのフリースペースで樹脂板を測定した例。誘電正接(tanδ/Df)の周波数特性が綺麗に確認できる。

ここがポイント!

  • 誘電正接0.01以上を目安とした高損失材の評価に最適!
  • 装置を切り替えて測定しても、測定値に段差は見られず330GHzまで連続的なデータを取得可能
  • 低損失材の測定は得意ではない(試料をさらに厚くする必要がある)

フリースペース法は各種材料の周波数特性を広い範囲で評価することが可能です。様々な値を持った樹脂を60 - 330 GHzで評価しました。 PTFEのように低損失の材料を正確に評価することはできませんが、損失の大きな材料や薄く加工することが難しい材料の評価に有効です。

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システム構成

  • フリースペース 18-330 GHz FS-330(EMラボ社製)
  • ネットワークアナライザ:N5290A(キーサイト・テクノロジー社製)
  • Mini VNAX周波数拡張モジュール:N5262BW03(キーサイト・テクノロジー社製)
  • Mini VNAX周波数拡張モジュール:N5262BW05(キーサイト・テクノロジー社製)
  • Mini VNAX周波数拡張モジュール:N5262BW06(キーサイト・テクノロジー社製)
  • 材料測定スイート N1500A(キーサイト・テクノロジー社製)

測定した試料

  • PTFE、ポリカーボネート、PVC(いずれも 2 mm)

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